リーガルリリーBa.海の部屋
「犬とチョコと習慣」
2月になりましたよ。
あたたかい部屋から一歩外へ出る度に、
「あーそう、結局寒いんだ?」って思うので、自分って案外ヒステリックな怒りをするジャンルだったらどうしようって不安になる時があります。
最近都内の公園で散歩してたんだけど、やっぱり都会は洋服着てるわんちゃん多いね。
普通のやつじゃなくて、都会特有のピタッとしてて顔と足以外ほっそくなっちゃってる服あるじゃない、あれ見るたびに愛おしい気持ちになる。
ヨガウェアみたいな気持ちで着てるんかな。
犬へ、
本来の骨格がでてると思ったより細くて心配になります。海より。
みんな今週はどうだった。
私はこの前友達と一緒に百貨店とかでやってるチョコレートの祭典?みたいなやつ行ってきました。
気になるお店のチョコとかサブレとか2〜3個買って、そのあとうちで食べる会した。
美味しいチョコレートって質量に対する世界の広がりと満足度が見合ってないね。
口に入れた時の感覚の階層が多すぎる。
本当は"歴史を一粒に凝縮した"とか"ショコラティエの人生が詰まった"とか言いたいんだけど、私の舌でそこまで感じるのはちょっと難しい。
ただ、情報量が多いとかではなくて、感覚の階層が多いって話で言うと、
慣れないバイト先で、初めてシフトが被った人に簡単な作業を教わっている時みたいな感じ。
不安の中にある新しい何かに出会えそうな予感とか、簡単なことも難しいふりしちゃう自分とか、慣れ親しんだ道具の使い心地がふわふわする感じとか。
そういう感覚の層が混ざり合うような、体験的な美味しさでした。(?)
ごめんなさい、私例え話ってすごく下手なんですよ。あと多分伝わらないと思って途中から伝えるのは放棄しました。
ちなみに値段と満足度の割合はとんとんって感じでしたよ。
それでね、夜ご飯食べるときにちょっと贅沢してしまったなという気持ちがあったから、家にあるもので食べようと思って。
で、最近朝は食パンに目玉焼きって決まってるんだけど、まあそれを夜に食べたんだよね。
そしたら、毎朝食べてるときには「結局こういうのがいいんですよ、これを毎日食べれるという幸せですよ」って思うのに、
夜に食べると、お腹は食べてるのに心が何も食べてないんだよ。え、そんなことある?って。
美味しいとか美味しくないとかではなくて、
朝ごはんと認識しているものを夜に食べると、脳内でバグがおきて0になるっていう話なんです。
私の場合夕食のメニューが一定になることは少ないから夜は食事として食べているけど、朝食のメニューは一定になることが多いから、
ああ、朝は食事ではなくて習慣を食べていたんだなーって。
習慣っていいよね、負荷が0に近づいていく感じ。
多分自分は1日に選択できるキャパが少なくて、疲れてると何も選べないまま、平気で20分くらいコンビニうろうろしちゃう。邪魔すぎ。
だから朝ごはんを一緒にしたり、洋服の選択肢を少なくしたり、習慣を作って選択回数を減らすのが楽なんだよね。
そのぶん、家に9種類ぐらいお茶や珈琲があるのでそれを選ぶのは毎日楽しみです。
ちなみに靴下は無印良品の全く同じ靴下を10足ぐらいストックしていて、
洗濯干すときも何も気にしないし、何を履いてもペアになるのでかなりライフハック。
あ、相当読みにくいと思うけど、ラジオの文字起こしだと思って脳内再生してください。
実はかなりゆっくり話してますのでね。
そろそろ眠くなってきたんじゃないですか。
はい、では、またこんど。
海 (2025.02.07更新)
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