profile

  • Ruari Meeghan
  • Ben Sheldrick
  • Tatia Starkey
  • Alfie Milner

biography

BELAKISSは4人編成からなるロンドン出身のロック・バンドである。
Ruali(ルアリ-)とTatia(ターシャ)はロンドン・イースト・エンドで行われたイベントで出会い意気投合。 この二人の出会いがBELAKISSの始まりであった。
2009年、Ben(ベン)を加えBELAKISS はスタートする。
Benの加入により、サイケロックとも言えるBELAKISSのエッジの立ったギター・サウンドが確立される。 彼らは現代のロックバンドに多く見られるフロント・ボーカリスト&バンドと言う形式ではない。彼らのサウンドの特徴は、60年代ロンドン・ウエスト・エンドに多く存在していたハーモニーを大切にした数多のロックバンドの形式に近い。
Ruariのハスキーだが甘い声にBenのwhiskey-stained-howls(酒焼けしたようなしゃがれ声)が重なり、そこに女性である Tatiaのボイスが加わった瞬間、彼らの独特のハーモニーが生まれる。2010年末、Alfie(アルフィー)をドラマーとして迎え入れ、彼らの新しいキャリアはスタートした。
元The Libertinesのカール・バラーやSunshine Undergroundのフロント・アクトを務め、自身はロンドンのクラブを中心に活動している。
2011年オフィスオーガスタと契約。オフィス オーガスタとしては初めての外国人アーティストとの契約である。
2011年、7月27日、Ariola Japan/Augusta Recordsより、世界に先駆けDEBUT ALBUM「BELAKISS」で、日本先行デビューを果たした。
アルバムのリード曲「ONLY YOU」が、全国FM19局でパワープレイに選定されるなど、その作品性の高さが音楽関係者、洋楽ファンの間で大きな話題となっている。
「FUJI ROCK FESTIBAL `11」「JOIN ALIVE2011」など今年の夏の野外大型フェスへ続々出演。圧巻のパフォーマンスで、ライブバンドとしての実力を証明、多くのオーディエンスの心を掴んだ。

detailed-profile

BELAKISSは固定概念の檻からロックンロールを思い切り蹴り出した!

長年の間、英国の音楽シーンはインディーロックとエレクトロポップという、 似通っているにもかかわらず敵対し合う二大勢力によって支配されてきた。 しかし、BELAKISSの4人の心には常に「昔ながらの魂」が存在する。 つまり、彼らの音楽の原風景はあの自由奔放だった60年代のボヘミアンクラブに在るに違いない。 退行したり、それとは反対に仕掛け過剰に走る現代音楽などには決して惑わされないのだ。

ギタリスト&ボーカルのルアリー・ミーハンは音楽業界の素人ではない。 彼は15歳でメジャーレーベルと契約し、早くから業界の裏側を目の当たりにした。 レーベル側は彼の鮮烈でピュアな声に着目、アイドル的なボーイズバンドとしてデビューさせようと 試みたが、彼は自身のロックスピリットを頑なに守り抜き、ついにはレーベルを去ることとなった。

その後、ロンドンのイーストエンドのヴァンパイア・ウェアハウスで行われたパーティで彼は ターシャ・スターキーと運命的な出会いを果たす。 その夜の暗闇と退廃がテーマのイベントに於いて、ふたりは互いに多くの共通点を発見し 急速に意気投合した。 その最大の共通点は双方がドラマー・ファミリーに生まれ育ったことであろう。 ルアリーの父は元・クリフ・リチャード&ザ・シャドウズのドラマー、トニー・ミーハン。 そしてターシャの父はザ・フー、そして(元)オアシスのドラマー、ザック・スターキー。 そして祖父はあのザ・ビートルズのリンゴ・スターである。

ターシャはルアリーにベースを習うことを切望。 ふたりは次第に音楽の共同作業を開始、ルアリーはターシャにベースのコードとバック・ボーカルの 手法を教授した。

2009年、ターシャはリード・ギタリスト&ボーカリストのベン・シェルドリックと会い始めた。 ロンドンのロックバンドでの経験と重みを携えたベンは、BELAKISSに新しく「男臭いダーティーな 側面」を加えた。

ベンのそのウィスキー焼けした叫びとルアリーの甘いメロディーは互いを賞賛し競い合っている。 ベンとルアリーは即座にソングライティングのパートナーとなった。押し合い、引きつけ合い、 そして新しい音楽の高みを目指してゆく。

ベンは断言する
「ここには80年代のディスコビートのルールなんか微塵も存在し得ないのさ」 「俺たちはインディーポップのゴミ廃棄所なんかじゃない」 そしてルアリーが付け加えた。 「ありとあらゆる考えが俺たちの歌の細胞や旋律に溶け込んでる。 THE BYRDSやCROSBY STILLS&NASHのような昔のアメリカの西海岸バンドからの影響と、 いにしえのロックを混合させたものなんだ」

そして2010年末、ベンの前バンドのメンバーだったアルフィー・ミルナーがドラマーとして加入。 そのドラミングによって瞬時に彼らのサウンドが引き締まる。 ついにBELAKISSは心臓の鼓動を見つけた。

先日、彼らはアークティック・モンキーズの「HIGH-HEELED SNEAKERS」の後に続いて、有名なチャペ ルスタジオにてアルバムを録音した。 さあ、BELAKISSと一緒にソウルフル・サイドを歩こう。