リーガルリリーDr.ゆきやまの雑記
「第十四回:節の知らせ」
ほーほーほー、
サンタさん、セロトニンをちょうだい!
今年いい子にしたから!
そんなような朝だった。
カラッと晴れた気持ちの良い日を目では見ても、たいした出来事じゃないって右から左に受け流す担当のアルバイトさんが脳内にいた
その奥で、忙しくイライラしてる中間管理職みたいな人は、仕事をしてるフリしてどうでもいいことをずっと一生懸命考えている
さらに進むとボスがぼーっと窓の外を見てた
そんなうちに、電車を間違えて目的地からだいぶ離れたとこについてた、はあ、これは中間管理職の責任です
そうするともっともっとイライラしてくる、はあ、なんて日だ
「ボスぅ、もう俺、今日ダメだ、休ませてくれ」
そしてボス、
「お、サウナでも行く?」
♨️
じゅあ〜〜ん
ボスは楽しいことを考え始めましたとさ。
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前置きで筆が走ってしもた
そう、今日は久しぶりに温泉行って、もう、なんとありがたかったことか
われわれは水に生かされている
そしてその帰り道のこと。もう深夜。とても寒い
わたしはダウンのフードをかぶって自転車こいでた
すると突然、
「ぼたっ」
とフードに何か落ちた音がした。
、、、
経験上、これは鳥のう◯こ落とされた音だ、、、♪
すぐさま自転車を降りてダウンを脱ぐと、何にもついてなかった
そのかわり、そばのイチョウの木からたくさん葉っぱが落ちてきてた
道路は空っぽ、シンと静かな中で、イチョウが降ってカラカラって枯葉の音がしてた
不意打ちで季節の変わりを知らせてもらった。
イチョウ吹雪的なことだな、って思いながら
桜吹雪って言葉をはじめて思いついた人は表現の的確さに誇らしげだったろうなっていらぬ空想をしながら
風景は音も温度も匂いも含めていうんだなって当たり前のことを思い出しながら
なんか随分と感動したなって思いながら
いいねえーとなりながら帰りましたとさ。
嬉しかった風景のおすそ分けでした、ちゃらぽん
ゆきやま (2020.12.18更新)
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「第二十三回:魔法のじゅうたん。」
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「第二十二回:よおよお、おひとりさんのわたし」
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「第二十一回:あふれて止まないの」
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「第二十回:ざ、わーるどつぁー(完)」
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「第十九回:ざ、わーるどつぁー②」
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「第十八回:ざ、わーるどつぁー①」
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「第十七回:人肌、爪、プラネタリウム」
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「第十六回:おらはみるくれぷだ」
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「第十五回:(👁👃👁)」
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「第十四回:節の知らせ」
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「第十三回:秋の夜長に」
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「第十二回:ゆきやまの部屋の机」
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「第十一回:ゆきやまビック◯ンコ」
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「第十回:フィッシュ&チップス」
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「第九回:うま飲料」
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「第八回:パソコンが嫌い」
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「≪ 番外編:ゆきやまの部屋訪問 by海 ≫ 寝れない夜には」
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「第七回:おし。り」
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「第六回:そちらの芝生もかわいいね」
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「第五回:この世で一番こわいもの」
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「第四回:中国での年越し」
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「第三回:年の瀬」
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「第二回:羽の夢」
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「第一回:久しぶりの部屋」