「晴るく」セルフライナーノーツ
”晴るく”[晴れるようにする][迷いを晴らす]
桜が舞い散る季節になると学生の頃を思い出して、あの頃との違いを痛感したりもします。
でも大人になった今の方が桜の綺麗さが沁みてきて、それも悪くない。
自分の機嫌は自分で取りながら、焦らず何歳からでも自分のスタートを切っていける。
桜が咲いたらこの曲を聴きながら桜の下を歩きたいと思っています。
大人の青春ソング、皆様にとって気持ちが晴れる瞬間があれば嬉しいです。
「楓」セルフライナーノーツ
2022年から始めた「突然ONEMAN」では、その季節や土地に縁のあるカバー曲に挑戦しています。
この曲は22年10月、紅葉も始まった頃に豊橋公演で演奏しました。
高校生の頃、弟と一緒に「楓」の8cmシングルを聴いていました。
悲しみや辛さを100%ギチギチに詰め込んだりはせず、余白と不思議な表現が混じり合っているからこそ、
気持ちは曲に入り込んで行きサビが来た時にはまるで自分のことを歌ったような曲になっている。
こんなに美しいメロディーと言葉が生まれるなんて音楽は果てしなくて恐ろしいなぁとも思うほどです。
秋のイメージがある楓は春には小さな花を咲かせます。
「楓」と並んで「晴るく」が8cmCDになれて幸せです、弟にもプレゼントしたいと思います。