「バカか私は」セルフライナーノーツ
辛いことや苦しいこと
良かれと思って乗り越えて
良かれと思って強くなって
でも気づいたら
一人ぼっち。
それをまた懲りずに
強く乗り越えようとする。
それなら
なおさら
もっと自分の事は自分で
大切にしてあげなくちゃ。
誰かに助けてもらったって
いいじゃないか。
年齢と女性というキーワードが
絡み合ってできた曲です。
「雨のように泣いてやれ」セルフライナーノーツ
雨女の私は野外の夏フェスでも大雨でした。
そんな大雨のステージでも泣いたり笑ったり真剣だったり
お客様は色々な表情を見せてくれた。
女性なら大人になればなるほど男性ならきっと小さい頃から
「泣いちゃいけない」という思いがあるけれど辛い時も感動の時も涙を
流せるのは人間だからこそ。
それはきっと意味がある大切なことな気がしました。
言葉にするほどじゃないけど小さくても色々なことがある
毎日思いっきり泣く機会を雨女の私は作れるかもしれません。
「女の友情」セルフライナーノーツ
『女ってさー』
というテーマを皆で話したらきっと色々なエピソードが出てくるんだと思います。
私もその女の一人としてなんて面倒臭い考え方や感じ方をしてるんだろうと思います。
でも
それ位、敏感で細かくて危機から逃れようとするのは女性の本能なのかもしれません。
自分を守らないと自分から出てくる無限の愛情である母性を大事な人に注げないから。
出会った人みんなに愛情を注いだらきっと体がもたないから。
そんな中で「こいつこそは」と思った人へは本能で身を削ってでも守ってしまう。
それは愛する人だけでなく友人へもそうなのです。
赤い糸なんかじゃなくてへその緒みたいな強い女の友情をハムより薄いなんて言わせません。
「いつかお母さんになれたら」セルフライナーノーツ
産婦人科が舞台のドラマがやっていて毎週毎週涙が止まらなかった。
赤ちゃんが宿って、お腹で育ち、生まれ、お母さんも元気。
それはものすごい奇跡なんだと改めてわかりました。
そしてここ近年チームの皆や友人に赤ちゃんが宿ったり出産したりする度、
嬉しくてたまらないのです。
私は「出産」というものをこの人生で経験出来るか出来ないかはわかりません。
「孫」を親に見せてあげられないかもしれません。
でも
大好きな仲間の子ども達が今ここにいてくれる奇跡は
不思議なくらい私にものすごい力をくれているのです。
「おむかい」セルフライナーノーツ
今はインターネットのおかげで人と密接に関わらなくても生きやすくなった時代です。
でも、今私がここに居られるのは心に残っているほんのささいな体や心で実際に感じた
出来事のおかげなのかもしれません。
これから大人になる子ども達にもそんな温度の感じられるようなものを残してあげたい。
この曲中に出てくるエピソードは全て本当にあった話。
嬉しいことに曲中ではなんとご本人が声で出演して下さいました。
言葉にならない温かさが皆様に届きますように。
「痛ぇ」セルフライナーノーツ
音楽の業界に入ることを決意できたのは
事務所の先輩である竹原ピストルさんのライブを見た事がきっかけでした。
それからライブを見る度にこの人には一生勝てないんじゃないかと思わされます。
皆様にとっても家族や仕事場や学校にそういう方がいらっしゃるのであれば
それは本当にすごい出会いです。
超格好良い人間を間近で見られるという事は自分の格好悪さが
丸見えになっちゃうけど自分の目標も出来ます。
こうしちゃいられないと闘う気持ちも芽生えてきます。
面と向かっては言えないから曲にしました。
あなたに会えてよかったです。
「甘っちょろい私が目に染みて」セルフライナーノーツ
今まで書いた曲の中で一番小説のような ポエムのような。
して自分の中でも一番大好きな曲になりました。
私は自分のやることに自信がなくて、あげようと思えば短所がいっぱい出てきます。
出来ることといえば頑張ること。
だから「頑張ろう」とか「自分と闘う」とか、そういう曲がどんどん増えていきました。
でも、そんな自分のことも認めてあげて それで良いじゃないかって 初めて抱きしめられた曲です。
そう出来たのは周りにいる皆のおかげです。
きっと下手なダンスでも愛おしいと思ってくれる人がいるんだと思います。
「相棒」セルフライナーノーツ
私は車がとても好きで20歳から乗り続けています。
運転が好きなのは勿論なんですが車は一人の時間を過ごせる貴重な空間だったりもします。
Volkswagenさんの車をお借りしながらツアーに回ったり
仕事と家の行き来をする毎日が そのまま曲になりました。
人じゃなくても相棒と呼べる大事な存在がある悪くない毎日です。