M04
2枚目のシングル「鱗」のカップリング曲としてひっそりと発表された曲でしたが、そのクオリティの高さが、ライブでセットリストに加えると他曲を食ってしまうほど、秦にとって重要なレパートリーになっている曲です。オリジナルはすでにアコースティック・ギターとエレキピアノによる、もうすでに「アコースティックバージョン」なのですが、それをあえて新録したのには、秦の「アコギの可能性への挑戦」があったのです。Gibson J-45、 J-200をベーシックに、アコギのボディを叩いてのリズム、スライドギター、サビにかかる長く伸びている音もアコギです。アコギではありませんがシェイカーのように聞こえるのはフリスクを振ったもの。「新アコギ君」筆頭を目指す秦 基博こだわりの一品なのでした。