『草枕』読了

朝の読書で、ついさっき。
夏目漱石は『こころ』しか読んでいなかった。
ハズカシイ...。
天才変人ピアニスト、グレン・グールドが愛読していた。
彼の弾くバッハとブラームスを静かに流しながら。

不思議な小説だな。
一回読んだだけじゃわからない。
個人的読後感は"ライ麦畑"に近いものがあった。
何度も読み返す本になりそうだ。

ちなみに英訳されたタイトルは『三角の世界』らしい。
フツーに"グラス・ピロウ"ってしなかったところがいいね!


2017年7月 1日 09:12 okamoto sadayoshi コメント(4)

投稿者:nico :

あれ、早起きなサダさん。
朝読書続けていらしたのですね

漱石先生。女子は「それから」とかも好きですよね。
あ、トニオ…あらすじ読みましたよ。ちょっと萩尾望都さんの作品の画が浮かんだりして。
トーマス・マンは昔「魔の山」を読み切れずそれっきり。
いつの話?ってくらい前。

「草枕」は読んでいないのです。
これから本屋さんに行くので探してみますね
「三角の世界」…ううむ。
先日、翻訳者によって…というお話でしたが世界で読まれている日本の作品もどんな訳で読まれているのかなと思いました。
日本文化…伝わっているのかな?
脚注だらけ…とか?
色々な言語にはそれぞれの言葉のリズムもありますし…

「草枕」面白そう。
いつもありがとうサダさん

1日雨の予報
今日はギター担いで出掛けなくて良いのかな?
ではでは。

投稿者:そらしれどん♪ :

グールドのように、これから捏ねくり回して、また読んで、捏ねて、ボクなりの「草枕」を読み聞かせていただける日がくると、期待。

体験しなかったことがある、知らなかったことある、それは恥ずかしいことではありません。
知ったかぶりをしたり、誰かの言葉で語る行為が恥ずかしいのではないかと。
実際に触れて、向き合い、自身のなかで捏ねて思考し、自分の言葉で表す行為は、良いものだと思いますよ。

投稿者:かじゅ :

定義さんこんばんは。
朝読書、いいですね。
音楽聴きながら気持ち良さそうですな。
私もこころのみです…はずかしいのか…。
読み途中の本を読み終えて、
買っておいた星新一さんの本を読み始めましたよ。

投稿者:黒パンツ :

バッハにブラームス・・・重厚で理屈っぽくて、甘さは少しもないのに泣きたくなるほどロマンチック。ごつい男性の内に秘めた情熱のような。「シューマンの情熱は燃え盛る炎だけど、ブラームスのは真っ赤に焼けた鋼鉄なんだよ」とかつて教わりました。
ずっとその世界にいるのは辛くなるけど、ときどき入り込んで浸っていたい深い森のような世界。
読んでらっしゃる本と重なりますね。久々に聴きたくなりました。


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