ああ詞心、その綴り方
鈴木博文さんのブックレビュー最終回。
この本を紹介したくて書き始めたんだよ。
とはいえ、これは一般向けにするにはもったいないブツだよ。
上質なソングライターになりたいなら必ず読むべし。
特に歌詞作りに興味がある人は必読の書だ。
ちなみに、ボクのバイブルのひとつ。
スタイルは"考えるヒット"と似てるけど、ちがうんだなあ。
新旧の名曲の歌詞を博文さんが読み解いていく。
もう何度読み返したことか。
いいかね、ここには大事なことが書かれているのだよ。
世阿弥の花伝書みたいなもの。
門外不出の虎の巻だぜ。
地元綱島の本屋さんで購入。
酔っ払っているから言うけど...。
博文さんとは歌詞作りについてのトークショーやりたいの。
セミナーでもワークショップでも講演会でもなんでもいいや。
グッときた詩、音楽、映画、芸術...などについて語り合ったり。
赤ペン先生よろしく、歌詞の添削やアドバイスなんかもしたりして。
ソングライティングに磨きをかける方法を伝授とか。
実現できたらいいなあ〜。
曲やサウンドはこのご時世、いくらでもゴマカシや逃げやインチキきくけど、歌詞はなかなかそうはいかないからね。
歌モノはもっと歌詞に重点を置かなければダメだよ。
アーティストだけじゃなく、ディレクターも勉強するべきだな。
引用をひとつだけ。
"詞を作るという表現行動はどこまでいっても個人的なことで、何でもありということになる。この「何でもあり」という一見自由な状態が曲者なのだ。少しでも気を抜くと、一行書くたびに、「まあこんなもんかな」という気分になって次の行にいくようになる。そうして出来上がった詞は、適当に言葉を鎖のような助詞や接続詞でつなげただけの、「まあこんなもんかな」的な詞になる。自由な状態でありながら、鎖でつながれた不自由な言葉たちは、聴き手の個人的な部分に飛び込むことができない。
言葉を愛する自由な詩人は、決してそんなことはしないだろう。言葉に対する裏切り行為は自分の首を絞めるようなものだ。詞を作ることが個人的であるからこそ言葉を愛さなければ... "
とにかくスゴイ本だよ。
いろんなところにヒントが隠されている。
2017年6月17日 01:08 okamoto sadayoshi コメント(7)
サダさんおはようございます
昨日は寝ちゃって。短期集中講座最終回聞き逃し…。
いえいえこれから受講いたします。
しかし教授に語る言葉が私ごときにあるのか?
日々暮らしていて色々な感情に出会いますけれどそういうのサダさんは全部分かっていそう。今日はこんなことがありこんな風に思ったのですよとかもし言ったとしても全部お見通しというか。
それはやはりこれまでの蓄積と、今も変わらない熱い想いのなせる技なのですね?
あまり手の内を明かさないのに、酔っているとはいえこれは鈴木さんのチカラ?
生きる情熱のチカラがサダさんの心を刺激したのでしょうか?
良いものを作りたい!というお二人の強い思いが伝わます。
いつ聴いても何度歌っても味わい深いサダさんの曲の「言葉の魔法」のワケがちよっとだけわかった気が…
その深い森と。
歌を聴いているだけの人にも何かを教えてくれる学べることの詰まった一冊だとお見受けいたしました。
トークショー、是非実現を!
学校での講義なら一部一般にも開放していただいて。
試聴室でわずかでも披露していただけたら嬉しいな
お二人のやりとりを想像するだけでワクワクしちゃいます。
もう耳の穴かっぽじって聴いちゃいますよ!
板書なんかも期待。白衣もいいなぁ~…なんて。
以上で提出!
採点甘め、でオネガイ致します!サダ先生!
追試も…もう受けちゃうなこの際!
追伸。
何とかついて来れました。
コメントし過ぎちゃったかな?
次回講座に備え学びたいと思います。
ではでは良い一日になりますように
脱字発見。伝わ伝わり。
減点
定義さん、おはようです。
たくさん作品があるのですなあ。
定義さんの読書量やいろいろな歌詞を読んだりしてすごいなあと。
定義さんのすすめる本を手にすることが増えましたが、
気に入った作品が多いです。
探してみようと思うよ。
ありがとうです。
短いお話の中にストーリーや気持ちがこもった作品が好きなのです。
歌詞を考えたりしたことはないのですが、
自分にしか書けない何かがあるって信じてるんだ。
書きためるのは自由だと思うんだ。
長々となっちゃうんだけれども。
いよいよ最終回ですか?
終わっちゃうのちょっと寂しい。
上質なソングライター等になれるわけはないし、歌詞作りに興味はあれどできるわけはなし~だけど是非読んでみたいです。
サダさんのバイブルなら。
セミナーワークショップも赤ペン先生に添削されたら真っ赤っか必至だけど、講演会~片すみで受講したいな。
グッときた詩、音楽、映画、芸術…などについて語り合ったりも浅い知識の私では聞いてるだけになりそうだけど…。
詞はなかなかゴマカシや逃げはきかない、歌モノはもっと歌詞に重点を置かなくちゃダメ~全くそう思います。
歌詞は大切よ~。
歌詞はちゃんと読みますよ~。
それは聴く前の時もあり、聴いた後の時もあり。
曲やアルバムによって違うの。
洋楽ミューのでも国内版買って訳詞見ながら曲聴くもの。
英語で全て理解できれば申し分ないんだけど…。
引用文、スゴクいい文。
ウンウンそうだわね。
全文興奮する程に素敵だと思ったわ。
別に私が詩人でもなんでもないのに。
こう言うのを読むと、自分の語彙、ボキャブラリーの貧困さに落ち込んでしまう。
実はSNSにライブの感想書く時あまりの表現力のなさに自分にイラつく位なんだけど、感動は残しておきたいから恥を忍んで書いる訳で…。
活字に囲まれて育った割に、身に付かなかったのよね~私ってば。
サダさんが読んで聴いて血となり肉となり得た書物の数々または音楽の数々~好きになったミュージシャンからこんなに聞けるなんて、普通あり得ないわよね?!
有り難い事です。
是非実現してほしいです。
サダさんの最も能力があるところは、制作であり、中でもソングライティングに於いては一目置くおかれる程なので、その技術や知識を伝える行為は、とても意義があるとおもいます。
今回、ここの更新がSNSで広く知らされないことは勿体無いなあと、ずっとモヤモヤしていました。
折角ですからこうではなく、教授する側、される(教授されるに値する)側、双方にとって最良のカタチが実現することを期待します。
また近年の情報や知的財産の扱いに、大きな疑問をもっています。
もっと対価を与えられるべきだと感じています。
そういう点でも、良いカタチであってほしいです。
そういった活動は賛成です! がっつり応援しますよ!
引用された内容、とても興味深いく拝見しました。
言葉を扱うのは作詞家や作家などのクリエイターだけではなく、誰にでもある行為です。
日常において言葉の扱いを考えることは、物事や人間関係だけでなく、自身を内側を豊かにするものだと思っています。
言葉を操って、気持ちや状況を適切に伝えることができると、ストレスや怒りって少なくなるんですよ。
小さな子供は、言葉を習得していくにしたがって泣かなくなります。
そういうことです。
いいと思いますよ!
楽しみですね。
鈴木さんの本、いつもの古本屋さんで探したけれど見つけられませんでした
例の如く目的外のを買い込むという…。
そこの本屋さん、サダさんの紹介してくれた本や、ちょうど気になっていた本が待ってました!みたいに入荷していて。
今日も欲しい本10冊はありました。すごく狭いのに。
1964年に書かれた"猫語の教科書"というのと、雀の本、他数点。
ビーチ・ボーイズ関連"ペット・サウンズ"っていうのは選んでいるうちに買うの忘れてしまいました。ゴーリーの絵本も。
すみません余談が長いですね
また神田にでも行って探してみます。
先日すごく久しぶりに行ってみて。
昔ちょっとご縁のあった場所だったので懐かしかったです。
あ、でも高円寺とか中野の方がいいのかな…?
いずれかに
もうが啼いています。
夜明けと一緒にちょっとずつ早くなっていますね。
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サダさん、おはようございます。
ふーむ。なかなかなタイトルだなと思っていたのですが、本当にその通りの内容の本だったのですね。
そして、ああ、そんな赤ペン先生sがいてくれれば、詞をつくるひとびとにとっては、鬼に金棒となることでしょうね!
素面だけど、寝ぼけているのでがんばって書くと、サダさんが引用してくださった箇所がチラチラ目にはいりながら考えたのが、わたしは(件の書は読んでいないので)例えば、『風姿花伝』を一般化して広く社会生活になぞらえて読む!みたいなスタンスがどうも...と思っていたけれど、それはそうやって読むと、己の喉元に匕首でも突きつけられているようでキビしい。突き放した態勢でないと安心して読めないからだなー、と気づいてしまいました。たははは(・ω・) こりゃ、ページ繰れないなあ。
しかし!己を甘やかしてばかりではココロもカラダも太ってしまう。時には匕首もいいかも?なので、もったいないと言われちゃうかもしれないけれど、読んでみたいかもです!( ̄^ ̄)ゞ("かも"、ばっかりなのは、まだ少し怖れておるからに相違ありません!)