『陰翳礼讃』再読
いいね、やっぱり。
気にしていた『フラジャイル』とも繋がっていそうだし。
キャンドルの灯りだけでジョアンを聴いてみた...。
これは、ヤバイ!
静謐礼讃。
2016年11月30日 00:38 okamoto sadayoshi コメント(7)
キャンドル効果をイロイロお試しのようで。楽しそうねえ。
キャンドルは、今回の旅でもお供になさると予想しておりますが…如何でしょう。
谷崎は、日本の文化を良く理解し、とても愛していたんだと、『陰翳礼賛』の力の入り具合から伺え、なにより作品にそれを見ることは、おおいにあります。
それにしても、谷崎はエッセイも官能的。
紙や食器など無機質なものの質感表現に官能美があって、さすがです。
陰翳の美の達人の感性と言葉は、芸術のみならず、生活のあらゆるところで参考になりそうですよね。
これを読むと、気の配り方や所作に気をつけようと、いつも思う。
東洋以外にも陰翳の美の達人がおりますねえ、ジョアン・ジルベルト。
お隠れになって随分経ちますが………お元気なのでしょうか?
そうそう、セーゴーさんは花鳥風月などの風流についての著書もありますよ。
ご興味あれば、是非。
サダさん、こんにちは。
レナード・コーエンのハレルヤカッコいいですね~。
吉田拓郎さんの歌いかたに似てるな。なんて思ったり。
(拓郎さんが似てると言うべきか?)
和訳の歌詞をみて、レンブラントの『ダビデ王からの手紙を読むバテシバ』
の絵を見てみましたが、レンブラントのバテシバが豊満過ぎて.... 。
ヘレネーを愛したパリス、バテシバを愛したダビデ。Kを出し抜いて静と結婚した先生.... 。
「愛は罪」なのね
なんか調べたら、内田百間さんは、夏目漱石の弟子みたいなんですね。
夏目漱石の『こころ』『三四郎』良いですね。
それにしても、レンブラントのバテシバは、現代の日本人(すくなくとも私には)の感覚では豊満過ぎて。
レンブラントの素晴らしい画力、人間に対する洞察力を感じにくくさせてるよ~。
でも、バテシバの表情をよく見ると、さすが、レンブラント様って感じです。
レンブラント女性描くのイマイチなのかな?エロが足りない、私としては、ちょいよっきゅーふまん!です。
エロは、グスタフ・クリムトの『ダフネ』とかがグッと来るかもです。なにげに、ダ・ヴィンチもかなりエロです。
でも、レンブラント様の、老婆の肖像画とかは、すごいです。だって、
魂の画家だもん!
クリムトのダフネでなく、ダナエでした。
(ノ´∀`*)
定義さん、おはようです。
この間のサダ部屋では、
薄暗い部屋の中でやわらかな灯りに映し出された
定義さんの後ろの影の動きも見ていましたよ。
なんだろう…影も楽しげに見えた気がします。
静かに落ち着いて過ごせる師走になるといいなあ。
「陰翳礼讃」読みました!ものすごい美文の愚痴…ですが、光の本当の良さは闇があってこそと言うのは、すごくよくわかりました。
キャンドルの灯りだけでジョアン・ジルベルトを聴くのをいいですね。サダさんのCDでも、「夜半の最弱音」や「ナタデココ」は合いそうですね♪
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陰翳…静謐…。書けない…。
「百聞は一見に…」はメリットの方ですけど、やっぱり視覚は他の感覚を遮りがちですよね?
ライブ中も、よく聴きたい時は目を伏せたりしています。(つぶっちゃうとね。寝てるみたいで)
元々眩しいのがダメというのもありますが仄かな灯りというのがいいですね。
キャンドル、ヒット中なんですね。
現代の電灯の下では金箔などの調度品は本来の美しさではなく、ロウソク(行灯かな)や斜めに入る自然の光を受けて初めて凄みが増す…というような一文を思い出しました。
あと童話の「おじいさんのランプ」とかね。
火にはくれぐれもご注意を