読書について、怒りについて

ショーペンハウアーとセネカ。
むかしのエライおじさんたちの言葉。

"いい本を読みたきゃ、くだらねえ本を読まねえこったな。
そんなことしているうちに、人生なんてあっという間に終わっちまうのさ。
つまらねえもん見たり読んだりしてんじゃあないよ"

"賢人はささいなことに腹を立てたりしない。
そんなことで怒るのはあんたが小心だからだよ。
怒りは弱さの証明だからな"

おまけにゲーテの言葉も。

"バカと言い争いなんかするんじゃあないよ。
どんなに頭のいい人でもバカになっちまうからな"

本の話ではないんだけどね。
伝わったかな?

おやすみ。

2016年6月 5日 03:11 okamoto sadayoshi コメント(7)

投稿者:雨玉 :

サダさん、おはようございます。
...マンガを読んで、ぐずぐずに泣いたばかりだったので、一個目のお言葉に、ドキーッとしました。こ、心が揺さぶられた以上、わたしにとってはつまらなくないというコトでひとつ...
えと、ちなみに、どなたか(・ω・。≡。・ω・)キョロキョロ 怒っているひとがいるけれど、とりあえず、それはサダさんではないってコトでOKでしょうか??
怒るとおなかが減っちゃうらしいので、それなりで鎮まりますように。

投稿者:たえ :

おはよー。
流石サダさん、イロイロな名言をご存じですね!?
特にセネカのくだりは、そうよねぇ?ねぇ?
堂々と構えていたいわ。

バカとは言い争いにならなかったりして?
違うか!

こういうの読むと、私ってなんてちっぽけな人間なんだろう、っていつも思うの。
あの時のあなたの怒りは忘れないから、なんてさ。
読んでいても、同じ過ちを繰り返したりしてね。
気持ちには余裕を持ちたいものですよ、常に。
平常心。
心は広く。

投稿者:ミハエル :

サダさんこんにちは。
ちょうど今の気持ちにぴったりでした。
落ち着くためにギターでも弾こう。

投稿者:かじゅ :

定義さん、こんにちは。
怒りについて、という本があるのですな。
常日頃自分の怒りの感情に手を焼いております。
変に抑えつけておかしな形で表面化してしまうから。
自分の感情なのに難しい。

投稿者:白いナス :

 サダさん、こんにちわ。 
なんだか不穏なご様子?

ショーペンハウアーは音楽をすばらしいと言って、絵はよろしくない的な事を言ってたような。音楽がすばらしいのは、純粋なイデアより創られるからだ。とか言っといた記憶が。
まあ確かにそうかもしれないけど、私は音楽は時間という制約があると思っていますので、ショーペンハウアーには全部賛成できなかったです。単にあんまり絵画がわかんなかったんだな~とは思いました。
まあ、感じ方は人それぞれだからなあ。

サダさん読書家ですね。私はこのところ、漫画から原作、的な流れで読書してます。フランスの死刑執行人イノサンの話しとか、永遠の零戦の話しとか。あと、亜細亜の貧困のすさまじさをあつかった本とか、読んでました。

色々、忙しいですが、サダさんのナタデココはてにいれますよ。このところ、シネマ聴いてます。

投稿者:浅葱 :

サダさんが何かに怒っていらっしゃるのかと思いましたが…

短気な私には耳が痛い言葉だらけです。
でも教えて頂いてよかった。本当に先生みたいですね。

色々落ち着いたら読んでみたいです。

投稿者:そらしれどん♪ :

「読書について」で、私はこれも大事だと考えています。

「重要な書物はいかなるものでも、続けて二度読むべきである。それというのも、二度目になると、その事柄のつながりがより良く理解されるし、すでに結論を知っているので、重要な発端の部分も正しく理解されるからである。さらにまた、二度目には当然最初とは違った気分で読み、違った印象をうけるからである。つまり一つの対象を違った照明の中で見るような体験をするからである。」

一度読んだだけでは、大筋理解できてもきちんと整理できないし、様々な視点での理解なんてもっとできないし、ましてや血肉=知識にはなりません。
二度以上必要ですね。

ショーペンハウアーの「読書について」は、古典読書の重要性を言っているのだけれど、私はそこ賛成です。
最近のものを読んで読んで読み込んでも、結局は古典につながるんですよね、私の経験上。
新しいと思っても、その原型はとっくの昔に、それもシンプルかつ明解にあることが大半だと気づく。
人の進化なんて、たかが知れていますよ。

それに、永く良いと言われるものには、それだけの実力がある証拠で、好き嫌いとは別に知っておく価値はあります。
そこで得たものは、ある時知恵や武器になると私は思っているので、食わず嫌いはやめています。
という理由抜きに、実際古典読書は、いろんな意味でとても勉強になる。

シェイクスピアの作品は、基礎基本として度々読みますが…特に「オセロー」「リア王」「夏の夜の夢」「お気に召すまま」「十二夜」あたり。
シェイクスピアは悲劇が傑作と言われるけれど、喜劇の心理描写とストーリーがこれまた秀逸!
時代も国も全く関係ない人の姿、人の心がある。
読む度に感嘆の声が出てしまうのよ〜!

これらを読んで、感じ方、読解の仕方は人それぞれで、それを自身の作品に活かした多くの秀作や傑作を読んできました。
こういうのもリノベーションっていうのでしょうか?
音楽もそうなのかなあ?
そう思うので、私、サダさんや松村さんが、どのように音楽を聴いているのか知りたいのよね〜。
師を見ずに、師の見ているものをみよ。
大事な言葉だと思って大事にしている。
まあ、サダさんも松村さんも私の師ではないので、マニアの教養としてなんですけどね〜。

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