ロック/ポップスにとって最初の野外コンサートっていうのは、ビートルズのシェア・スタジアム公演(65年)だったんじゃないかな? その後にモンタレー・ポップ・フェスティバルやウッドストック、ローリング・ストーンズのハイドパーク・コンサートなんかが続くけど、60年代後半にああいうイヴェントが起こったっていう事実は、ヒッピー文化を通過してきた人間にとって、ある種のステイタスみたいなところもあるんです。だから、僕がイメージする野外コンサートっていうのは、やっぱりどこかに“LOVE & PEACE”っていうのが根底にあるんですよね。それをただ“愛と平和”って簡単に訳すと軽く見えちゃうけど、結局は人と人とのつながりが、そういうものを生んでいくワケでしょ? みんなが集って、その場にいて、いい音楽に包まれている間はいろんなものを忘れられる……勤めている人も学生の人も、社会に生きてるってことは、みんな戦ってるわけじゃない? だけど、その場所にいる間は休戦状態にいられる。そういう風に考えると、野外コンサートっていうのはまさに“LOVE & PEACE”な環境なんだよね。2003年のオーガスタキャンプで披露した福耳の曲のタイトルで「SUMMER of LOVE」って謳っていたけど、その年に限らず、オーガスタキャンプで一貫してるテーマはそこなんです。山崎まさよしが以前「自分の曲はどれもすべて反戦歌」だって言ってたけど、そういうようなことなんじゃないかなって思ってます。
オーガスタキャンプもありがたいことに10回目を数えることが出来て。気がついたらいつの間にか10回目になってたというか。だけど、エラそうなことに聞こえるかもしれないけど、それだけ質のいいアーティストが揃ってたんだと思うし、これだけ長く続けられるっていうのは、その証明でもあると思うんです。さらに今年はCOILも10周年を迎えるワケだけど、彼らが、10年やってこれてるのは、やっぱ生み出す作品が素晴らしいからであるし。先輩である山崎や杏子やスガでさえ、自分たちとは違う能力をCOILに見てると思うんですよね。残念ながらまだまだ彼らは、一般的な認知度でいうと低いと思うけど、COILの音楽がどれぐらい素晴らしいかっていうことを、より認識していってほしいと思うし、そういうトリビュート企画をやろうって思ってる。彼らの曲をうちのアーティストがどんな風にカバーして、どうやって盛り立てていってくれるのか? さらに、それをお客さんにどう楽しんでもらうのか?っていうのが、お楽しみでもあり、今年のテーマではあるよね。そして、今回のオーガスタキャンプでも披露する福耳の「DANCE BABY DANCE」「夏はこれからだ!」はCOILがプロデュースしてるんだけど、これがまたなかなかいい曲なんだよね。アーティスト総動員で披露する、福耳のナンバーもお楽しみに! (談)
【1999年】 【2000年】 【2001年】 【2002年】 【2003年】 【2004年】 【2005年】 【2006年】 【2007年】
“YMAC99” Yamazaki Masayoshi in Augusta Camp 1999
出演:山崎まさよし Special Guest:杏子、スガ シカオ/Opening Act:COIL
●1999年(世紀末ブーム/ヤマンバ ファッション流行/だんご3兄弟)
8月7日(土)札幌・芸術の森野外ステージ
8月15日(日)仙台・スポーツランドSUGO/SP広場
8月22日(日)神戸・第2ポートアイランド内 特設会場
8月28日(土)山梨・富士急ハイランド コニファーフォレスト
9月4日(土)海の中道海浜公園 野外劇場
オーガスタキャンプ10年の歴史は、山崎まさよしの野外イベントからはじまった。
全国5ヶ所で開催され、述べ70,000人を動員。オープニング・アクトにはデビュー間もないCOILが登場。さらに、アンコールには杏子とスガ シカオが参加し、福耳「星のかけらを探しに行こう Again」を披露。現在のオーガスタ・キャンプでも恒例のアンコール・セッションも、この年からはじまっている。
セットリスト
◆COIL
1. プリティ・リトル・トレイン
2. クルクル フェチ
3. B(斜線)Plues
4. あ・い・す・ま・せ・ん
5. 天才ヴァガボンド
6. 仮免マン
7. 魔術師コバヤシ
8. BIRDS
◆山崎まさよし
1. セロリ
2. ××しようよ
3. アレルギーの特効薬
4. ドミノ
5. 昼休み
6. Fat Mama
7. 妖精といた夏
8. 名前のない鳥
9. 琥珀色の向い風
10. 水のない水槽
11. 星に願いを
12. HOME
13. 心拍数
14. 月明かりに照らされて
15. ペンギン
16. ガムシャラ バタフライ
17. パンを焼く
18. ソノラマ
19. ヤサ男の夢
ENCORE
20. One more time, One more chance
21. 僕はここにいる
22. Happy Birthday(福耳)
23. 星のかけらを探しに行こう Again(福耳)
24. 根無し草ラプソディー(ALL CAST)
FROM 森川社長
ちょうどその頃、ロックフェスだったり、野外イベントが出はじめた時期で。ウチのアーティストがロックとは言わないけど、山崎まさよしで野外イベントが出来ないかなって思ってやったのがこの年ですね。野外にふさわしい名前にしようと思って、オーガスタキャンプって名付けたんだけど……なんでそれに決まったのかは覚えてない(笑)。略すとYMCAにちょっとかかってたり、なんとなくな感じだったのかな。
FROM 杏子
オーガスタキャンプは、もともと山崎まさよし君一人の野外ライブでした。オーガスタキャンプをスタートさせてくれてありがとう。
FROM 佐藤洋介[COIL]
初めてのオーガスタキャンプは、とにかく猛烈に暑かったです。衣装が厚着だったってこともあるんですけどね。
FROM 岡本定義[COIL]
僕らはオープニングアクトとして出演したんですけど、とにかくめっちゃキンチョーした!
海の中道で鳥が飛ぶのを眺めながら「BIRDS」を歌ったのは、これまでで一番印象に残ってます。
FROM 山崎まさよし
初めてのオーガスタキャンプは……COILがボーイスカウトだった。
FROM オーディエンス
“YMAC2000” Yamazaki Masayoshi in Augusta Camp 2000
出演:山崎まさよし
●2000年(プレステ2発売/2000円札発行/シドニー五輪開催)
7月20日(祝)大阪・舞洲スポーツアイランド内特設会場
7月29日(土)名古屋・常滑魚釣り公園 特設会場
8月6日(日)岩手・安比高原スキー場 特設会場
8月12日(土)札幌・真駒内オープンスタジアム
8月19日(土)福岡・海の中道海浜公園 野外劇場
8月20日(日)福岡・海の中道海浜公園 野外劇場
8月26日(土)長岡・国営越後丘陵公園 特設会場
9月2日(土)東京・国営昭和記念公園 特設会場
オーガスタキャンプ2年目は、山崎まさよしの単独野外ツアーとして全国7ヶ所8公演を敢行し、述べ144,000人を動員。嵐に見舞われたり、炎天下の中行なわれたりと、まさに野外ライブの醍醐味(過酷さ?)が詰まった大規模なツアーとなった。
セットリスト
◆山崎まさよし
1. 審判の日
2. ステレオ
3. アレルギーの特効薬
4. ドミノ
5. ペンギン
6. Ticket to the paradise
7. カルテ
8. スクリーミン2000
9. 名前のない鳥
10. カタログ
11. 六月の手紙
12. 僕はここにいる
13. Passage
14. 琥珀色の向い風
15. 心拍数
16. 低気圧ボーイ
17. Mr.Tのリベンジ
18. 月明かりに照らされて
19. Fat Mama
20. ガムシャラ バタフライ
21. ソノラマ
22. 根無し草ラプソディー
ENCORE1
23. 明日の風
24. ふたりでPARISに行こう
25. 砂時計
26. ドレッシング
27. セロリ
ENCORE2
28. パンを焼く
29. ヤサ男の夢
FROM 森川社長
この年は山崎ひとりで全国7ヶ所8公演をまわって。どの会場も多くの動員を集めたんだけど、これぐらい大規模な野外イベントとして全国をまわるのは、スタッフの人員的なところやいろんな部分を鑑みてもこれが限界かなっていうのがあって。そこで、次の年からのオーガスタキャンプのスタイルにつながっていったんだよね。
FROM 山崎まさよし
今年、オーガスタキャンプも10周年を迎えますが……私、皆勤賞。
FROM オーディエンス
Augusta Camp 2001
出演:杏子、山崎まさよし、スガ シカオ、COIL、元ちとせ/Opening Act:野狐禅
●2001年(小泉政権発足/9.11同時多発テロ/iPod発売開始)
7月20日(祝)山梨・富士急ハイランド コニファーフォレスト
7月28日(土)山口・防府市中関港 特設会場
オフィスオーガスタ所属アーティスト大集結!といった、ショウケース的なスタイルの実質的スタートとなった、記念すべき3年目。
コニファーフォレストと中関港の2ヶ所で開催され、述べ35,000人を動員。
メジャーデビュー前の元ちとせが本編に登場、その歌声は大きな反響を呼んだ。
セットリスト
野狐禅
(富士急ハイランド コニファーフォレスト)
1. 金属バット
2. 初恋
3. さらば、生かねばならぬ
(山口県防府市中関港特設会場)
1. 初恋
2. 少年花火
3. 拝啓、はまの君
◆スガシカオ
1. あまい果実
2. 正義の味方
3. 夏祭り
4. 8月のセレナーデ
5. ストーリー
6. SWEET BABY
◆元ちとせ
1. コトノハ
2. 竜宮の使い
3. Birthday
4. 精霊
◆COIL
1. SNAKE & SHEEP
2. 21センチュリー・ボーイ
3. BIRDS
4. Smile Again
5. あ・い・す・ま・せ・ん
6. 天才ヴァガボンド
7. Soft Machine
◆杏子
1. イコール ゼロ
2. 夜の非常識
3. 悲しきは・・・
4. JOHNNY MOON DOGの行方に関する仮説
5. イヌ
◆山崎まさよし
1. 古い日記
2. Fat Mama
3. 手をつなごう
4. アレルギーの特効薬
5. 審判の日
6. Passage
ENCORE
1. やわらかい月 (山崎弾き語り)
2. 名前のない鳥 (山崎+ちとせ)
3. 星のかけらを探しに行こう Again (山崎+ちとせ+杏子+スガ)
4. カウンセリング & メンテナンス(山崎+ちとせ+杏子+スガ+COIL)
5. このところちょっと(山崎+ちとせ+杏子+スガ+COIL+THE FAMILY SUGAR)
6. Plastic Soul(ALL CAST)
FROM 森川社長
無名だった元ちとせのステージが評判を呼んで、次の年のデビューにつながった。ここからショウケース的なイベントとしてスタートしたともいえるね。ただこの年は反省点もあって。厳密にいうとウチの責任ではないんだけど、新宿から会場に向かう臨時バスが大渋滞のため遅れたんだよね。でも、コニファーフォレストは音出し出来る時間も決まってたから、開演を遅らせるわけにもいかず。そこで何人かのお客さんが最初から観ることができなかった。そのクレームの対処も事務所としても誠意を持ってやろうってことで、旅行代理店からも詫び状を送ってもらって、こちらからもその時の収録した映像を観てもらって……そんなことしても済まないんだけど、何かしなくちゃいけないって思ったから。そういう経験は、後々続けていくうえでの教訓になりましたね。
FROM 元ちとせ
2001年に初出場した時、緊張した私を杏子さん、山さん、スガさんがず〜っと見守ってくれたのを覚えてます。
FROM 杏子
私は、チイ(元ちとせ)に浴衣を着させてもらいました!
FROM 常田真太郎(スキマスイッチ)
僕らはこの年にはまだ出てないんですけど、楽屋に挨拶に行ったら、スガさんがとにかく怖かったことが、今までのオーガスタキャンプで一番印象に残ってます(笑)。
FROM オーディエンス
Augusta Camp 2002
出演:杏子、山崎まさよし、スガ シカオ、元ちとせ、野狐禅、スキマスイッチ、サンプリングサン
●2002年(日韓共催W杯開幕/松井秀喜ヤンキース入団/北朝鮮拉致被害者帰国)
8月4日(日)千葉・マリンスタジアム
初の野球場での開催となった2002年は、オフィスオーガスタ設立10周年を記念するイベントとなった。デビュー前のスキマスイッチがサブステージでオーガスタキャンプ初登場。緊張のあまり「view」の2番の歌詞をまるまる飛ばしてしまうという堂々たるハプニングも!?
セットリスト
杏子
1. What a Wonderful World
2. Rollin’ and Tumblin
3. 阿佐ヶ谷北 3:00a.m.
4. 人魚姫〜forget-me-not〜
5. Kissと嘘
6. 迷路の街
7. Miss Nancy Boy
サンプリングサン
1. ヒューリ
2. クラムボン
3. nocturn
山崎まさよし
1. Fast Car
2. 心拍数
3. ステレオ
4. 苦悩のマタニティー
5. 昼休み
6. Fat Mama
7. 審判の日
8. 根無し草ラプソディー
スキマスイッチ
1. view
2. 小さな手
3. さみしくとも明日を待つ
4. 君の話
元ちとせ
1. サンゴ十五夜
2. ワダツミの木
3. 幻の月
4. 心神雷火
5. ひかる・かいがら with 山崎まさよし
6. 君ヲ想フ
7. ハイヌミカゼ
野狐禅
1. 酒と泪と・・・
2. 少年花火
3. 自殺志願者が線路に飛び込むスピード
4. 拝啓、はまの君
スガシカオ
1. アシンメトリー
2. 夜明けまえ
3. サービス・クーポン
4. 黄金の月
5. 青空
6. 正義の味方
7. このところちょっと
8. ストーリー
ENCORE
1. イジメテミタイ(スガシカオ&杏子)
2. 星のかけらを探しに行こう Again(福耳)
3. パンを焼く
4. 10 Years After(福耳)
FROM 森川社長
2002年は、COILが出演できなかった。で、ちょうど元ちとせが大ブレイクした年で、「ワダツミの木」がチャート1位になったりして。前の年も来てる人にはアマチュアの時と、プロフェッショナルになってからの流れも観てもらえたっていうのは、ドラマチックなところもあるし。今後もそういうのが出来たらいいなって思いましたね。
FROM 大橋卓弥(スキマスイッチ)
緊張しすぎてほとんど覚えてないんですけど、初出場でめちゃめちゃ緊張して歌詞がまるまる飛んでしまったことが、一番印象に残ってますね。
FROM 常田真太郎(スキマスイッチ)
2002年に初めて出させてもらった時は、とにかく人,人、人……っていう印象しかなかったですね。
FROM オーディエンス
MITSUBISHI MOTORS presents Augusta Camp 2003
出演:杏子、山崎まさよし、スガ シカオ、COIL、元ちとせ、migu(あらきゆうこ)、野狐禅、スキマスイッチ、サンプリングサン
●2003年(横綱貴乃花引退/イラク戦争開戦/SARS猛威をふるう)
8月23日(土)千葉・マリンスタジアム
8月30日(土)神戸・メガkobe
2年連続の千葉マリンスタジアムに加え、神戸ポートアイランド内メガkobeでも開催され、述べ50,000人を動員。デビューしたばかりのスキマスイッチがメインステージに登場。素晴らしい熱演で昨年のリベンジ(?)を果たした。アンコールでは、福耳の新曲「SUMMER of LOVE」「ALL OVER AGAIN」をライブ初披露。
セットリスト
8月23日(土)千葉マリンスタジアム
野孤禅
01.鈍色の青春
02.少年花火
03.自殺志願者が線路に飛び込むスピード
04.拝啓、はまの君
スキマスイッチ
01.view
02.小さな手
03.君の話
サンプリングサン
01.ウルトラジェネレーション
02.in the middle
03.いたずらな僕は水の中で
元ちとせ
01.over the rainbow
02.Girls just wana have fun
03.夏の宴
04.白夜
05.竜宮の使い
06.ハミングバード
07.いつか風になる日
08.千の夜と千の昼
杏子
01.Heal
02.Missing Half
03.シンガプーラ
04.胡蝶蘭
05.口いっぱいの愛を
06.MUDDY FLOWER
スガシカオ
01.IN MY LIFE
02.アシンメトリー
03.ストーリー
04.日曜日の午後
05.SPRIT
06.Thank You
スガ シカオ+山崎まさよし
01.SWEET MEMORIES~少年時代
山崎まさよし
01.パンディエロループ
02.低気圧ボーイ
03.昼休み
04.僕と不良と校庭で
05.Every Breath You Take
06.Fat Mama
07.ヤサ男の夢
08.未完成
migu/あらきゆうこ
01.LAZY
ENCORE
01.夜空のムコウ~セロリ
02.セロリ
03.ALL OVER AGAIN
04.SUMMER OF LOVE
8月30日(土)メガ神戸
野孤禅
01.鈍色の青春
02.少年花火
スキマスイッチ
01.view
02.小さな手
03.君の話
サンプリングサン
01.ウルトラジェネレーション
02.in the middle
03.いたずらな僕は水の中で
元ちとせ
01.over the rainbow
02.Girls just wana have fun
03.夏の宴
04.竜宮の使い
05.ハミングバード
06.いつか風になる日
07.千の夜と千の昼
杏子
01.Heal
02.Missing Half
03.シンガプーラ
04.胡蝶蘭
05.口いっぱいの愛を
06.MUDDY FLOWER
COIL
01.ねじ式
02.Loveless
03.Nowhere Land
スガシカオ
01.青空
02.アシンメトリー
03.HAPPY BIRTHDAY
04.GO!GO!
05.SPIRIT
06.このところちょっと
YAMASUGA(山崎まさよし&スガ シカオ)
01.少年時代〜SWEET MEMORIES
山崎まさよし
01.パンディエロループ
02.低気圧ボーイ
03.僕と不良と校庭で
04.Every Breath You Take
05.Fat Mama
06.ヤサ男の夢
07.未完成
migu/あらきゆうこ
01.LAZY
ENCORE
01.夜空のムコウ~セロリ
02.セロリ
03.ALL OVER AGAIN
04.SUMMER OF LOVE
FROM 森川社長
この年はイラク戦争が開戦した年でもあって、それでラブ&ピースって思いも込めて「SUMMER of LOVE」って曲を作ったんだよね。これはこの年のテーマでもあるね。本編で印象深いのはCOILの(佐藤)洋介が千葉マリンでの本番中に倒れちゃったんだよね。で、サダ(岡本定義)がひとりで出てきた時には、山崎やシカオがフォローしてた思い出がある。
FROM 元ちとせ
COILのヨウちゃんが体調を崩した時、シカ兄と山さんがフォローしてたのが、これまでオーガスタキャンプの中で一番素敵な思い出ですね。。
FROM 岡本定義(COIL)
相方が倒れて、びっくりした。その後、ひとりぼっちで「うきぶくろをもって」を歌ったのは思い出に残ってますね。シカオちゃんありがとう。
FROM あらきゆうこ
私もCOILのドラマーとして参加したんですけど、ヨースケさんの体調不良で東京が中止になって。でも、神戸では見事復活して、すごく感動するステージになったのを覚えてます。
FROM 大橋卓弥(スキマスイッチ)
神戸でやった時、楽屋でみんなでサッカーやったり、お肉食べたりしたのがすっごいイイ思い出です。
FROM オーディエンス
Augusta Camp 2004
出演:杏子、山崎まさよし、スガ シカオ、COIL、スキマスイッチ
●2004年(自衛隊イラク派遣/アテネ五輪開幕/セカチュー流行)
7月19日(祝)山梨・富士急ハイランド コニファーフォレスト
2001年以来となるコニファーフォレストでの開催。アンコールには“Augusta Musicians Band”が登場。すべての楽器パートを、杏子、山崎、スガ、COIL、スキマスイッチ、あらきゆうこのメンバーだけで演奏するという、貴重なセッションを展開。山崎がドラムを叩き、スガがベースを弾き……など、普段では観られない演奏シーンに、会場もステージも大いに盛り上がった。
セットリスト
杏子
01.JAVE BLUES
02.MUDDY FLOWER
03.口いっぱいの愛を
04.胡蝶蘭
05.遠い夏休み
06.SUMMER of LOVE
07.MISS NANCY BOY
スガ シカオ
01.アシンメトリー
02.秘密
03.夏祭り
04.SPIRIT
05.ストーリー
06.夕立
07.クライマックス
08.正義の味方
COIL
01.天才ヴァガボンド
02.カウンセリング&メンテナンス
03.Loveless
04.Nowhere Land
05.仮免マン
06.魔術師コバヤシ
07.BIRDS
スキマスイッチ
01.螺旋
02.メロドラマ
03.view
04.ふれて未来を
05.奏
山崎まさよし
01.Come Together
02.Non ignition
03.やわらかい月
04.ステレオ
05.十六夜
06.Fat Mama
07.月明かりに照らされて
08.ビー玉望遠鏡
【ENCORE】
01.このところちょっと
02.セロリ
03.星のかけらを探しに行こう
FROM 森川社長
この年に“Augusta Musicians Band”っていうのをやったんだよね。僕の中では、ミュージシャン同士のセッションによるスーパー・バンドみたいなのが好きだっていうのがあって。福耳も実は最初そういうのをイメージしてはじめたんだけど、この“Augusta Musicians Band”で、まさに最初にイメージしたものになった。1組ごと出てくるステージも、もちろん楽しみなんだけど、みんなでセッションしてくれるっていうのが僕は好きだし、ここでしか観られないものだからね。
FROM あらきゆうこ
オーガスタキャンプも今年10周年ですが、私にとっては、年に一度、自分の成長をチェック!って感じのイベントですね。回を重ねるごとに、だんだん思い出も増えてきて。
FROM オーディエンス
パナソニックオキシライド乾電池 presents
YAMAZAKI MASAYOSHI in Augusta Camp 2005
- 10th Anniversary LIVE -
出演:山崎まさよし/Opening Act:長澤知之、アナム&マキ、スガ シカオ(横浜のみ)
●2005年(京都議定書発効/郵政解散/ドラえもん声優陣交代)
9月10日(土)大阪・泉大津フェニックス
9月24日(土)横浜・赤レンガパーク 野外特設会場
山崎まさよしのデビュー10周年を記念して、山崎まさよし単独の野外イヴェントとして開催。オープニングアクトには、デビュー前の長澤知之が登場し、鮮烈な印象を残した。また、横浜ではシークレットのオープニングアクトとして、スガ シカオが登場! 盟友の記念すべき10周年を祝った。
セットリスト
山崎まさよし
【YELLOW TIME】
01.月明かりに照らされて
02.ドミノ
03.ペンギン
04.長男
05.スクリーミン2005〜2055
06.勝手にしやがれ
07.僕はここにいる
08.未完成
【MAGENTA TIME】
09.名前のない鳥
10.妖精といた夏
11.ヌイチャイナシンドローム
12.中華料理
13.六月の手紙〜最後の海〜カタログ〜Stand By Me〜EVERY BREATH YOU TAKE〜はじめてのチュウ
14.8月のクリスマス
【CYAN TIME】
15.ガムシャラバタフライ(half)
16.アレルギーの特効薬
17.Fat Mama
18.One more time,One more chance
19.コイン
20.心拍数
21.ソノラマ
22.アドレナリン
23.ヤサ男〜昼休み
24.ガムシャラバタフライ
【ENCORE】
01.パンを焼く
02.セロリ (9/10和泉大津:星のかけらを探しにいこう)
03.根無し草ラプソディー
FROM 森川社長
山崎のデビュー10周年があったんで、また彼ひとりのイヴェントに戻ったんだよね。山崎がデビュー前に住んでたのが横浜だし、横浜に出てきてからミュージシャンとしての生活がはじまったみたいなところがあるから。「One more time」にも、桜木町って出てくるしね。そういう縁もあるんで、赤レンガパークを会場に選んだ。アンコール・セッションには、オーガスタの山崎の後輩が駆けつけてくれて。あと横浜では、スガ シカオがシークレット・ゲストとして前座で出たんだよね。シカオが出てきた途端に雨が降って、やっぱり雨男だったって(笑)。
FROM スガ シカオ
やっぱり山崎まさよしあってのオーガスタキャンプですね! それが10年続いてるのはすばらしいことだと思います。ただ、オーガスタキャンプはやたらと雨が降ることが多い……。
チーム・マイナス6%
Augusta Camp Special in OKINAWA
出演:山崎まさよし/Opening Act:長澤知之、アナム&マキ、スガ シカオ(横浜のみ)
10月22日(土)沖縄・宜野湾市海浜公園 屋外劇場
CO2排出量を削減する「チーム・マイナス6%」プロジェクトと連動し開催された、オーガスタキャンプ特別編。結婚・出産で休業していた、元ちとせの復帰ライブとなった。スガ シカオは、この日が沖縄初ライブ。COIL佐藤がプロデュースするbabamaniaも出演し、いつものオーガスタキャンプとはまた一味違った内容で盛況を呼んだ。
セットリスト
たびんちゅ
01.晴れ晴れ
02.夏あそび
03.大切な人
babamania
01.SUNRISE
02.KIDS VERY SPECIAL
03.WANNA ROCK
04.TAKE IT
COIL
01.フィガロの結婚
02.かしわでぱんぱん
03.アヴァンギャルド
04.ラヴィン・フルーツフル~恋する果実~
05.ブロンソン
06.ロイヤル・ストレート・フラッシュ
スガ シカオ
01.JUNE
02.ヒットチャートをかけぬけろ
03.夜空ノムコウ
04.奇跡
05.ストーリー
06.青空
元ちとせ
01.ワダツミの木
02.おやすみ
03.語り継ぐこと
04.OB-LA-DI,OB-LA-DA
05.散歩のススメ
06.音色七色
山崎まさよし
01.ステレオ
02.十六夜
03.名前のない鳥
04.メヌエット
05.8月のクリスマス
06.根無し草ラプソディー
杏子
01.アホアホベイビー
02.口いっぱいの愛を
03.イコール・ゼロ
04.イジメテミタイ
05.MUDDY FLOWER
【ENCORE】
01.ハミングバード
02.セロリ
03.星のかけらを探しにいこう
FROM 森川社長
チーム・マイナス6%(CO2削減)の運動があって、ウチもそういう観点から植林することで、環境ってものにも目を向けてもらえたり、貢献できればと思って。最初のオーキャンの時、「ゴミは自分で持って帰ろう」「ゴミは分別しよう」ってことをスローガンにしてた経緯もあるし。また、元ちとせの出産後復帰ステージっていうのもあったから、彼女は奄美出身だし、琉球諸島のつながりで沖縄で出来たらいいなと思って、沖縄で開催した。スキマスイッチはツアー途中で出られなかったけど、COILの佐藤洋介がプロデュースしてたbabamaniaにも出てもらったり、イレギュラーだったけどこれはこれでいい内容になったと思う。
FROM 元ちとせ
沖縄でやったオーガスタキャンプで、「名前のない鳥」を山さんと急遽やると決めたのに、キーを間違って決めてしまい、そのまま歌ってしまいました(笑)。すみません。
FROM オーディエンス
Augusta Camp 2006 supproted by パナソニックオキシライド乾電池
出演:杏子、山崎まさよし、スガ シカオ、COIL、元ちとせ、スキマスイッチ、あらきゆうこ(mi-gu)/Opening Act:長澤知之、秦 基博
●2006年(ドイツW杯開幕/トリノ五輪 荒川金メダル/イチロー日米通算2500本安打)
7月22日(土)山梨・富士急ハイランド コニファーフォレスト
久しぶりに所属アーティストが全員揃った、オールキャストの豪華版。福耳のシングル「惑星タイマー」がライブで初披露された。デビュー前の秦 基博がオープニングアクトとして初登場。堂々たるパフォーマンスで絶賛の声を集めた。
セットリスト
秦 基博
01.シンクロ
02.アサガクルマエニ
03.鱗(うろこ)
長澤知之
01.左巻きのゼンマイ
02.マカロニグラタン
03.君だけだ
04.僕らの輝き
COIL
01.Good Day Afternoon
02.最後のビール
03.AWA
04.バス待ち
05.ラヴィン・フルーツフル
06.雨上がりの夜空に
元ちとせ
01.Perfect
02.はなだいろ
03.蛍草の夜
04.甘露(アムリタ)
05.音色七色
06.死んだ女の子
07.青のレクイエム
杏子
01.秘密の花園
02.Poison lvy
03.雨
04.アヴァンギャルド
05.幕末ワッショイ
スガ シカオ
01.19才
02.ホームにて
03.真夏の夜のユメ
04.SPIRIT
05.午後のパレード
06.このところちょっと
07.奇跡
山崎まさよし
01.星降る街角~ダンシングオールナイト~ギャランドゥ〜北酒場
02.アンジェラ
03.琥珀色の向かい風~妖精といた夏
04.アレルギーの特効薬
05.晴男
スキマスイッチ
01.全力少年
02.君の話
03.ボクノート
04.スフィアの羽根
05.ガラナ
06.ふれて未来を
【ENCORE】
01.惑星タイマー
02.星のかけらを探しにいこう
FROM 森川社長
富士急ハイランドにまた戻ってたこの年に、初めて秦が出たんだよね。福耳としては4作目になる「惑星タイマー」は、プロデュースしたのがスキマスイッチだったっていうのもあって、また新たなスタートを切れた感じかな。だって、最初の福耳の時には、スキマなんて影もカタチもなかったんだからね。お客さんには、早めに来てもらっても飽きないように、等身大パネルと写真が撮れるパネル展とか、ファンクラブのほうが中心になって企画してくれたりと、イベントとしても成熟していった。
FROM オーディエンス
Augusta Camp 2007 supproted by パナソニックオキシライド乾電池
出演:杏子、山崎まさよし、スガ シカオ、COIL、元ちとせ、スキマスイッチ、長澤知之、秦 基博/Opening Act:renge(オーガスタキャンプに出よう♪オーディション グランプリ)/Front showcase:MICRON' STUFF
●2007年(安倍首相辞任/世界陸上 大阪開幕/偽装問題相次ぎ発覚)
7月29日(日)埼玉・グッドウィルドーム(現 西武ドーム)
9年目にして初のドーム開催。出演アーティストたちはビクトリーロードから登場。また福耳の曲はオープニングでセッションされた。さらにスガ シカオのデビュー10周年を記念するトリビュート企画として、アッと驚く組み合わせでスガ シカオの曲をカバーするなど、バラエティ豊かな内容で多いに盛り上がった。
セットリスト
renge(オーガスタキャンプに出よう♪オーディション グランプリ)
01.I will
02.赤い鳥
03.絵かきうた
MICRON' STUFF(Opening Act)
01.デイ・ドリーム・フリーター
02.Pulpfiction
03.Preciouse
04.見る前に跳べ
AUGUSTA ALL STARS
01.SUMMER OF LOVE
02.惑星タイマー
元ちとせ
01.Human Behaviour
02.君ヲ想フ
03.あなたがここにいてほしい
04.竜宮の使い
05.夏の宴
06.虹が生まれる国
COIL
01.ミサイル・カウンシル
02.BIRDS
03.あ・い・す・ま・せ・ん
04.天才ヴァガボンド
05.Loveless
06.ミュージック
秦 基博
01.僕らをつなぐもの
02.シンクロ
03.青い蝶
04.鱗(うろこ)
杏子
01.ララバイオブバードランド(プロローグ・アカペラ)
02.口いっぱいの愛を
03.10 YEARS AFTER
04.アヴァンギャルド
05.カウンセリング&メンテナンス
06.幕末ワッショイ
山崎まさよし
01.Daydream Believer
02.さらば恋人よ
03.One more time , One more chance
04.ガムシャラバタフライ
05.~××しようよ~
06.ガムシャラバタフライ
07.晴男
長澤知之
01.狼青年
02.RED
03.僕らの輝き
04.P.S.S.O.S.
スキマスイッチ
01.ガラナ
02.アーセンの憂鬱
03.マリンスノウ
04.ズラチナルーカ
05.スフィアの羽根
06.全力少年
スガ シカオ
01.19才
02.フォノスコープ
03.SPEED
04.Hop Step Dive
05.奇跡
06.このところちょっと
07.午後のパレード
AUGUSTA ALL STARS
01.夜空ノムコウ
02.星のかけらを探しに行こう
FROM 森川社長
スガ シカオ10周年ということで、トリビュート企画をやったんだよね。スガの後輩はもちろん、杏子や山崎にしてもスガに対するリスペクトはあるから、彼らのスガの曲をカバーしてもらうという。この年は、オーディションも開催した。ショウケース的なところでいうと、MICRON' STUFFが出たんですけど、それ以外にも出したいと思って。いつも、ウチの会社にはデモテープがたくさん来るんだけど、そういう人たちに対して結果を見せるようなものが出来ないかなと考えて、グランプリ受賞者には、オーガスタキャンプのステージに立てるオーディションを企画して。そこで優勝したrengeっていう女の子に出てもらった。他にも野球場だったからサインボールを投げたり、スタッフもいろいろとアイディアを考えたんじゃないかな。最後に大雨が降ったり、また出演アーティストもすごく多くなったからものすごく長かったけど、結果は残せたと思う。
FROM 佐藤洋介(COIL)
入場の時、サインボールを投げすぎて肘をこわしました。
FROM オーディエンス